2016年2月17日水曜日

ミャンマー

MBAの同級生が2年目の冬休みをどのように過ごしたのか、備忘のため残したいと思います。

今年の冬休みを東南アジアで過ごす同級生が非常に多かったです。パターンとして多かったのは、1ヶ月間まるまる東南アジアで過ごすパターン、DBi SingaporeHong KongSydneyに年始から2週間参加し(3単位扱い)、さらに2週間東南アジアで過ごすパターンが多かったです。東南アジアでの過ごし方は大きく分けると、プーケットなどのビーチリゾートを楽しむパターン、カンボジアやベトナムなどで遺跡など観光を楽しむパターン、バンコク、シンガポールなどでシティーライフを楽しむパターンが多かったです。

昨年の冬休みも同じ傾向でしたので、MBA2年目の冬休みを東南アジアに過ごすのはこちらのMBAの学生にとって一種の定番なのかもしれません。たしかにNYからタイ、シンガポールまで20時間は掛かるため、一度仕事を再開しますとなかなか行きにくいですし、卒業する前にやっておいて損することはなさそうです。

同級生の旅行先をSNSで追うなかで「おっ」と思ったのは、旅行先にミャンマーを選んだ同級生がざっくり10人以上もいたことでした。同級生の一人の家族がミャンマー出身で、彼女が里帰りした際に友達グループを招待したことがこの数字にかなり寄与しておりますが、一方でそのような繋がりなしで旅行した友達グループもおりましたため、ミャンマーに旅行することへの心理的ハードルが以前より下がっていることは間違いなさそうです。民主化に移行してから数年、アメリカ内でもミャンマーという国へのネガティブイメージは薄れつつあるようです。

僕がミャンマーに旅行したのは2009年、まだ軍事政権が健在の時期でしたので、旅行したことを凄く珍しがられたのを今でも覚えております。当時ミャンマーは相当な旅好き、もしくはインフラ系のビジネスに関わりのある人しか行かないような場所でした。実際に旅行してみますと、黄金のパゴタのあるヤンゴン、何千もの仏塔が平原にそびえる世界三大仏教遺跡の一つであるバガンなど、見ごたえのある観光資源に恵まれていることがわかりますが、なにせ当時は今以上に情報もない時代、旅行の候補先としてなかなか上がらない国でした。それが今ではマイナーな存在ながら旅先の候補として出るようになりました。東京から直行便が運航されるようになりましたし、時代の流れを感じます。今後ミャンマーがより身近な存在になっていくのか見守りたいと思います。

ちなみにバガンで気球に乗ってみた朝焼けは今でも最も感動した絶景の一つです。おすすめです。

写真はヤンゴンにある仏教の聖地です。

2016年2月15日月曜日

春学期スケジュールほか(2nd Spring)

すっかり更新頻度が落ちてしまいましたが、とうとう最後の学期を迎えてしまいました。MBA卒業後は帰国する予定ですので、最後の学期は少しでも実り多いものにしなければと危機感を持っております。1年目のように「ガンガンいこうぜ」のノリで参りたいと思います。

・スケジュール

Managing Change(選択科目・3単位) 月曜日 18:0021:00
Digital Strategy(選択科目・3単位) 火曜日 18:0021:00
Power and Politics(選択科目・3単位) 木曜日 13:3016:20
Modeling Financial Statements(選択科目・3単位) 木曜日 18:0021:00
Professional Responsibility(必修科目・1.5単位) 日曜日 9:0016:00 (2/142/212/28のみ)
DBi Morocco(選択科目・1.5単位) 春休み期間中

別の記事で予告しました通り、最終学期は夜間授業中心に固めました。看板教授の授業は月、木曜日ぐらいですが、それよりも卒業後の自分を見据えて今のうちに学んでおくべきテーマを重視して選びました。Digital Strategyは秋学期の授業で取ったBrand Strategyで触れたデジタルマーケティングの手法を深めたくて、また自分のなかのITリテラシーを高めたくてとりました。Power and Politicsは「政治」という力を今後のキャリア、リーダーシップの場面で有効活用する術を学ぶ授業で、MBA前のキャリアで組織内での政治について意識せず苦労した反省もあって取りました。Modeling Financial Statementsは苦手意識のある財務3表についてトレーニングする機会を作るべく取りました。いちばん期待しているのは企業変革(Change Managementについて学ぶManaging Changeという授業です。グループワークのテーマがIoTInternet of Things)ということで、何となく知った気になっているIoTについても学べるというおまけも嬉しいです。

DBi Moroccoについては…モロッコに行きたいということだけで選びました(笑)。とはいえ、おそらくビジネスの場では縁のなさそうな国に行くことができる、というのは自分のなかでは大きな動機でした。

・その他

空いている平日昼をどのように使うのか、ぼちぼち決めなければなりません。数日前にグアテマラのコンサルティングプロジェクトでお世話になった教授から「Undergraduateの学生のメンターをやらないか?」とお誘いをいただきましたので、確定ではないですがメンターのような活動ができるかもしれません。どこか無給でもいいのでインターンもできればと思っておりますが、こちらはまだ探している段階です。最悪の場合、空いている平日昼間、読書しまくろうと思っております。おそらくこれだけ自由に時間を過ごせるのは今のうちですので、大事に使うつもりです。

加えて卒業までの3ヶ月、出来る限りニューヨーク生活を楽しむつもりです。これまでの1年半、わりと学業に集中してしまったので、未だに美術館、ブロードウェイ、スポーツ観戦、ライブなどにあまり足を運んでおりませんでした。まだMoMAにも行っておりません(笑)。とりあえず来月のNBA観戦は決まりましたが、ぼちぼちMoMAMuseum of the City of New Yorkあたりにも足を運びます。

2016年1月17日日曜日

Global Social Impact Strategy

新年明けましておめでとうございます。遅くなりましたが今年もよろしくお願いします!

現在冬休みの真っ只中です。そのため多くの同級生がDBi(当校の研修旅行の授業)、もしくは単なる旅行で東南アジア、南米、もしくはイスラエルを旅しておりますが、僕は年明けからは2週間グアテマラに渡り、Global Social Impact Strategiesという授業のコンサルティングプロジェクトに参加しておりました。先程メキシコシティー経由でニューヨークに戻ってきたところです。忘れないうちに授業紹介をさせていただきます。以下長文になりますがご容赦ください。

Global Social Impact Strategy(選択科目・3単位)

開発途上国に年明けから2週間滞在し、現地のNGO、もしくはソーシャルビジネスに対してコンサルティングを行うプロジェクト系の授業です。公式にはMBAの授業ですが、NYUの他の大学院からの参加者が多数を占めるのが特徴です。今年はMPAプログラム (Master of Public Administration)の大学院、通称Wagnerからの参加者が半数以上を占め、残りは教育、ロー、TechMBAからの学生、合計17名でした。StrategyMarketingOperationMetrics4チームにメンバーは分かれ、各チームはクライアントから渡される課題に対して解決策を提案する、これがプロジェクトの流れです。僕が参加したStrategyチームは、クライアントの組織変革(Change Management)について提言を行いました。

授業に参加した理由としては、①MBAプログラムの3/4が終わったこのタイミングでこれまで学んだことを実戦で使用したかった、②バックグラウンドや考え方の異なるメンバーに囲まれたなかでチームをリードしたかった、③他の大学院から来たチームメートから違った考え方やアプローチを学んでみたかった、④これまで中米に縁がなかったので行ってみたかった、以上の4点です。

収穫は色々とありました。まずは①ですが、今回のチームメートはMPAの学生が3名、Tech系の学生(Tech x Business のプログラム)が1名だったため、各種フレームワークを用いて情報整理することに慣れているメンバーは僕だけでした。そのため、議論が脱線しがちなチームのなかで情報整理、論理のチェック役を引き受け、メンバーがプロジェクトをやりやすくなるように努めました。短期間とはいえ集中して取り組めたことは大きな収穫です。

②については凄く気をつけました。通常のMBAのプロジェクトと違い、様々な学校からメンバーが集った今回はメンバー間の共通言語が少ないため、どのように自分の考え方を伝えるかが貢献度の鍵を握ると睨んでおりました。そのためビジネスベースの考え方にあまり馴染みのないメンバーにわかりやすく意見を伝えるべく、適宜紙にチャートを描くことをいつも以上に意識しました。

③についても色々とあったのですが、特にあるMPAのチームメートとIntrovertExtrovertについて飲みながら話した際に考えさせられたことがあります。MBAのコミュニティーに慣れると忘れがちですが、MBAのコミュニティー内ではIntrovertExtrovertについてあまり意識せずに日々を過ごしておりました。プログラムの特性上、Extrovertの比率が高い(実感ベース)ため、加えて学生にExtrovertであることを求める節があるため、IntrovertExtrovertについて意識する機会が限られますが、もちろん実社会ではIntrovertの方々も活躍しております。チームをリードする際、Introvertの方々のよさをどう活かすか、どのように巻き込むかについて意識する、そんな当たり前のことを忘れてしまっていたことに気がつきました。

その点、例のチームメートはこのことをもの凄く意識しておりました。今回のプロジェクトはIntrovert、Extrovert双方のメンバーがおりましたが、発言や活躍の場が少なかったチームメートを気遣っていたのが印象的でした。彼女によると、アメリカ空軍でのリーダーシップの経験、加えてMPACommunity Buildingを学んだことが活きているそうです。久々にこのテーマについて考えるきっかけをくれた友人には感謝しております。今も執筆しながら久しぶりにこのテーマを扱ったTed Talkを観ております。

その他プロジェクトについて書きますと、今回他のチームにもささやかながら貢献させていただきました。秋学期に受けたBrand Strategyの授業のアプローチを早速Marketingのチームに紹介してみたところ、僕が提案した内容が最終提言に一部採用されることになりました。

ちなみに今回の機会でNYUの他の大学院の友人を作れたので、春学期にカラオケ大会を開くなど、旧交を温める機会を企画しようと思っております。
 

2015年12月30日水曜日

再び秋学期の振り返り

遅くなりましたが秋学期の総括です。充実していた1年目の各学期に比べ、今学期はなんともしょっぱい学期でした。

まず、友人と組んで万全の体制で望んだつもりのEntrepreneurship Competition、あっさり1回戦で敗退してしまいました。ビジネスプランを当初案の日本市場向けのままで出したこと、日本語ベースの社名についての解説がないなど伝え方に改善の余地があったこと、対競合他社の話が弱かったことなど、今思うと敗因が色々と浮かびます。せめてビジネスプランをピッチする2回戦までは経験したかったのですが、思惑通りに事が運びませんでした。

以前記事に書いたBrand Strategyの授業のグループワークも少々残念でした。今学期の肝心の提出前のタイミングでニューヨークを離れなけれはならなかったため、最初に提出した大事な骨子案への貢献が限られてしまいました。こればかりは巡り合わせが悪かったとしか言えません。

最後に、MBA1年目に比べて余裕が出ていたせいか、全体的に慣れで仕事をしてしまった感がありました。授業の準備が少し雑になり、結果、以前に比べて得られるものが減ってしまったように思えます。成長曲線が鈍化してしまっていることがしょっぱい感につながっていることは間違いありません。

とはいえ、一方で今学期の収穫もありました。真っ先に思いつくのはBrand Strategyでの学びです。ブランドに関する様々な概念やマネージメント方法について、日本ではまだまだ定着していないと感じます。業界問わず、今後マーケティングに関わる際には必ず役に立つ考え方を得られたのは幸いでした。純粋にデジタルマーケティングへの興味も深まりました。

次の収穫は、MBAで学ぶ各科目が関連、連動していることをこれまで以上に実感できたことです。結果こそ出なかったものの、実際にEntrepreneurship Competitionでビジネスプランを作成したこと、Entrepreneurship系の授業を複数取ったことにより、これまでぼんやりだった繋がりを自分なりに具体化することができました。

最後の収穫は、同級生からの学びでした。特に今学期は、Brand Strategyの授業のグループメンバーにすごく恵まれました。例えば、Part Time MBA所属のある同級生は、これまで見た中で最もスライドづくり、プレゼンデーションのストーリーづくりが上手でした。別の同級生は、自分の考えをまとめる際、伝える際、徹底的に図に落とし込み、フレーム化していたのが凄く印象的でした。様々な業界から来た同級生から技を盗めるのはMBA期間中の今しかできないので、こうした学びに恵まれたのは今学期の収穫でした。

来学期はいよいよ最後の学期ということで、シンプルに社会に戻る前にやらなければならないこと、MBA期間中にやり残したことにフォーカスする予定です。

ちなみに来学期は夜間授業を中心に取るのですが、目的としては平日昼間の有効活用する点のほか、最後まで同級生の技を少しでも多く見て盗みたいという点もあります。あくまで個人的な見解ですが、同じフルタイムの同級生と受ける昼間の選択授業の場合、そもそも就職先が決まって授業へのコミットメントが落ちている同級生もいますし、多かれ少なかれお互いのことを知っているので新鮮な発見が少ないのではないかと思っております。その点、夜間授業の場合は平日昼間に仕事をしているパートタイム(通称Langone)が一定数を占めておりますので、新たな出会いがまだまだ期待できます。加えて、パートタイム生の方が年齢の幅、出身業界、職種の幅がより広いことを実感します。脱線しましたが、当校の良さを共有するチャンスでしたので書かせていただきました。

以上、今年最後の投稿でした。写真はEast Harlemのメキシコ人街です。

2015年12月17日木曜日

同級生が受講している秋学期授業(2nd Fall)

同級生の皆様のおかげで成立している恒例企画です。今回も当校がファイナンスだけでなく、他の分野でも魅力的な授業が多いことを実感いただければ嬉しいです。実際に取材をしている僕も勉強になりました。

Modeling Financial Statements(選択科目・3単位)

企業の財務分析や業績予測を行うための財務モデルを組み立てることを目的としたコースです。当校のアカウンティング分野での看板教授、Dan Godeが担当しており、与えられた売上や原価、設備投資、・配当等のデータが結果的にどのような財務諸表の数値につながっていくかを算出するためのモデルを組み立てます。会計知識が必須ですが、企業のビジネス上のインプットを会計上の数値に変えていくことができるようになりますので、なかなか興味深いそうです。宿題が多いことでも有名でして、毎週10個程度のモデリング作業が必要ですが、力がつくことに疑いの余地はないとのことです。試験では150行にも及ぶ実務でも見そうな財務モデルの構築が求められ、最後はアサインされた企業の業績予測を行うという極めて実践的なグループプロジェクトで締めくくられます。非常に満足度の高いコースとのコメントをもらいましたので、僕もアカウンティングが決して得意ではないため最後の学期に取る予定です。

Bankruptcy and Reorganization(選択科目・1.5単位)

Zスコアを考案した当校の有名人であるAltman教授と、リーマンブラザーズの倒産を担当した裁判官であるJames Peckが担当する半期の授業です。Zスコアについてはあくまでさらっと扱うためファイナンスをゴリゴリやる感じではなく、どちらかというと授業を担当する2人の経験談、法律や裁判関連のインサイト(誰が裁判官になるかが凄く大事であることなど)から学ぶことが多い授業とのことでした。法律用語がわからないと授業中、チンプンカンプンになるそうなので要注意です。授業中にはRestrucrturing専門のコンサルタントや某PEで働くRestrucrturingの専門家がゲストスピーカーとして呼ばれたそうです。グループプロジェクトでは実際にBankruptcyのケースについて分析、考察を行うのですが、実際に当時の裁判資料を見る貴重な機会を得られたそうです。まとめますと、投資銀行、PE、もしくは企業再生を行うコンサルタントなどを目指す場合にお勧めだそうです。ちなみに今学期がAltman教授の担当する最後の学期であるとの噂があることを追記しておきます。

Mergers and Acquisitions(選択科目・1.5単位)

Damodaran教授のValuationに近い授業で、M&Aの定義に始まり、M&Aをどの資本(株?現金?)で行うか、株と現金をどのような交換比率に設定するか、買収提案に対してどう防衛するか、M&Aがどのように株価に影響を与えるかなど、よりM&Aに特化した内容を取り扱う半期の授業です。授業は講義ベースとはいえなかなかinteractiveなもので、最終的にグループワークと期末試験で評価されるそうです。

Financial Information Systems(選択科目・3単位)

金融業界のIT関連についてカバーする授業です。金融業界についての概論から始まり、取引(ATMからHigh Frequencÿ取引まで)、規制、アルゴリズム、また規制が変わることで生じる金融業界のイノベーションなどについて、ITの専門家からの視点で取り扱っているそうです。元々授業を担当するBernard Donefer教授は金融業界で長年ITを専門にしていた方なので、金融業界全体、特にITやオペレーション関して深い見識があり、業界に関する話を聞くだけでも勉強になるそうです。授業は夜間開講でInteractive、予習と宿題はなくテスト結果で評価されるそうです。

Business Driver(選択科目・3単位)

日本人には内容のわかりにくいコース名ですが、アメリカ人にとってもそれは同じことのようです(笑)。当校のアカウンティングの第一人者、Dan Gode教授が担当するクラスで、企業の財務・経営分析を行い、企業の成長やリスクの要因(Driver)を探るという趣旨のコースです。毎週ヘルスケア、エネルギーなど特定の業界の有名企業をアサインされ、各チームでレポートを作成して発表、先生からの質問を受け、議論するという、ビジネススクールでも珍しいスタイルで授業が進みます。分析した会社はランダムでアサイン、例としてIntel, Under Armor, First Solar(ソーラーパネルの会社)など、実に多岐にわたる企業を分析されたそうです。レポートは教授から与えられた分析用のエクセルシートと、シートから得られた結果への考察をまとめたワードファイルの2点セットです。最後は自ら選んだ企業についてプレゼンを行います。レポートとプレゼンで評価されるため手ごたえは不明とのことですが(笑)、他のどの授業よりも楽しく、学びあるコースだったということは実感をもって言えるとのコメントをもらいました。

Business Law for Managers(選択科目・3単位)

ビジネスに関連する米国の法律を広くカバーする授業です。裁判所の概要から始まり、契約、会社法、法務、IP、コーポレートガバナンスについて取り扱ったそうです。特徴としては裁判のケースをベースに授業を展開するためInteractiveであること、予習の読み物はえげつなく多いこと(そのため授業のカバー範囲が広いというメリットもある)、教授の個性が強いことだそうです。授業を担当するRichard Hendler教授は生徒に愛のある熱心な教育者で、特に夜間授業の場合、毎回生徒のためにテークアウトで夕食を振舞うそうです。印象に残ったのは最初に扱ったペプシが展開したペプシポイントのケース(700万ポイントを実際に貯めてジェット機の交換を申請した方がポイント交換して応じてもらえずに起こした裁判)でして、裁判官役、原告役、被告役などにわかれ模擬裁判を授業中にやってみたそうです。

Globalization, Open Innovation, and Crowdsourcing: New Ways of Organizing(選択科目・3単位)

グローバリーションによって広がりを見せているオープンイノベーション、クラウドソーシングに関する授業です。グローバライゼーションの話からオープンイノベーションやクラウドソーシングのケース(成功例と失敗例)を取り扱ったほか、グループワークでは実際にアップワークというサイトを経由してフリーランサーにパワーポイントの制作をアウトソーシングし、当初意図した結果になったのか、どのように指示すべきだったのかなどをまとめます。オープンイノベーションのケースで例に出ていたのは、アウトソーシングをかつて一切行っていなかったLEGOが販売したおもちゃのプログラムをファンが書き換えた結果、これまで社内ではなし得なかったイノベーションを成し得ることができた、という話でした(それ以来LEGOがオープンイノベーションを積極的に取り入れたのは有名な話のようです)。授業中には某クラウドソーシングの事業会社、某金融機関(クラウドソーシングのプロジェクトを数百件抱えている側)、某スタートアップからゲストスピーカーが来場したそうです。まとめますと、限られたキャッシュ、リソースのなかでビジネスを立ち上げる必要のある、Entrepreneurship系に興味のある人にとっては、取る価値の大きい授業だという印象を受けました。

Digital Media Innovation(選択科目・3単位)

メディア企業CriteoPresidentGreg Colemanが担当する、デジタルマーケティングやデジタルメディアのスタートアップについて学ぶ授業です。授業ではほぼ毎回、ビジネス(スタートアップ)側、VC側のゲストスピーカーがそれぞれ1名ずつ呼ばれ、ビジネスを実際に行う側、ビジネスに投資する側としてそれぞれ講演を行う形で進められます。印象的なスピーカーとして、Fousquare の創業者兼CEOが挙げられておりました。グループプロジェクトではデジタルメディアのスタートアップ案をVCにプレゼンする内容とのことです。こちらの授業はまさにニューヨークの地の利を活かしており、メディア系、Entrepreneurship系に興味のある人にとって有意義な授業である印象を受けました。

写真はJewishのHanukkkaのあった週末のもので、通りにキャンドルのような装飾をかざした車がパレード(?)しておりました。Jewishの多いニューヨークならではのイベントなのもしれません。