2015年10月22日木曜日

2年目の英語力

先輩方のMBAブログを読んでおりますと、実際に英語力がどの程度伸びたのか、ということに触れた記事をよく目にします。まだ卒業まで半年以上ありますが、英語関連でちょっとしたことがあったので備忘録を残します。

僕は6月から2か月間、日本に帰国しておりましたので、秋学期の最初のうちは英語から離れていたブランクに悩むのではないかと覚悟しておりました。ところが、秋学期の始まった9月以降、飲み会で同級生と再会(catch up)した際、「英会話の腕が上がったんじゃないの?」と言われることが結構ありました(手前味噌ですみません)。予想していなかったコメントをもらったことはもちろん嬉しかったのですが、同時に「これはどういうことだろう?」と凄く気になりました。

1年前と現在の英語を比べると、明らかに変わったのは英語を話すスピードを意図的に落としていることでした。話すスピードを落とした理由は2点あります。春学期にも投稿しましたが、僕の英語にはFiller(「Um」「Ah」「I mean」「You know」)が凄く多かったので、Fillerを少しでも減らすべく、春学期の終盤から話すスピードを落としておりました。それに加え、6月から2ヶ月間英語を話していなかったブランクがございました。そのため、特に秋学期の最初の方は開き直ってゆっくりマイペースに話しておりました。どうもこれがいい方向に作用しているようです。

もちろん英語中心の生活をしていたので、単純に会話がうまくなったこと、言葉も出るようになってきたこともあるのでしょうが、英語を話すペースが一定になったこと、加えてリズム感がよくなったこと、これが英会話の腕が上がったというコメントにつながったのではないでしょうか。今思うと入学していた頃は、無謀にもNativeに追いつけ追い越せとばかりに、かなり早口で話しておりましたが、元々言葉に詰まりやすいタイプのため、言葉に詰まるとFillerが出たり、間ができたりしておりました。おそらく話すペースが乱高下していたように思えます。加えてペースが一定ではなかったので、話すリズム感も決してよくなかったと思います。自分が聞く側になるとよくわかるのですが、Fillerが多くてペースやリズム感が一定ではない英語は聞き取りにくいです。今思うと聞く側の立場に立っていない英語でした。
 
あくまで個人的な意見ですが、別に早口の英語を話せなくてもアメリカ社会では問題ない気は致します。NBCのキャスター、Brian Williamsもゆっくりとした聞き取りやすい英語で何年もメインキャスターを張っておりました。1年間のMBA生活で、今更Nativeの英語を完全には再現できない(というかする必要もない)ことがよくわかりましたので、これからも全力投球ではなくコントロール重視で会話をすることを意識し続けます。思わず言葉に詰まりそうになったとしても、ゆとりがある分だけ対応しやすいのもポイントだと思います。
 
写真は先月開催されたLaba Partyでして、バーに繰り出すパーティー系のイベントとしては最も盛り上がるイベントの一つです。顔がはっきり映らないようにあえてボケた写真を採用しております。

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