2015年10月26日月曜日

価値観

受験生の頃、MBAに行ってよかったことの一つとして、価値観が広がったという点を挙げた先輩方がいらっしゃいました。実際に2年目の秋学期に差し掛かっておりますが、たしかにMBAに行く前に比べてはるかに範囲が広がった(伸ばされた)実感があります。(アメリカ中心の学校とはいえ)多様なバックグラウンドを持つ、世界各国から集まる同級生、授業を含めたMBAプログラム、先日ご紹介した講演会など、様々な場面で日本に留まれたら得られない刺激を受けることができました。

学生クラブ主催のイベントでもそのような刺激を受けることができます。当校の主要クラブは毎年、Club主催のConferenceを開催し、卒業生などの大物ゲストをスピーカーとして迎えておりますし、それこそ単体でも色々と面白いイベントが日々開催されております。

僕が先週参加した学生クラブ主催のイベントを例に挙げると、Activist Investorsがヒーローなのか悪なのについて看板教授のDamodaran教授とMurphy教授が議論したイベント、キューバ概論(Intorduction)についてBrennan教授が講演したイベント、アフリカ開発銀行の特使がアフリカでの女性の社会進出の現状と課題について講演したイベントなどが開催されました。僕の場合、少しでもピンときたイベントにはなるべく時間をつくって顔を出すようにしているのですが、特になんとなく参加した最後のイベントでは、アジアよりアフリカの方が女性の社会進出が進んでいる現状を知ることができました。

このようなイベントに参加する価値はざっくり2点あると思っております。一つ目は純粋に知識の引き出しの数を増やすこと、二つ目は特にピンときたことを追って深堀りする、いいきっかけになることです。引き出しを増やすことで得られる横の広がり、新たな引き出しをきっかけに深まる縦の広がり、これらを通じて受け入れられる物事の幅が広がり、人間的に成熟することに繋がると思います。

何でこのようなことを書いているかというと、価値観が広がるような機会をもらってばかりで満足しているのではなく、少しでも返すことを意識しなければならないなと、ふと思ったからです。そういう意味では春休みに開催したJapan Trekでは間違いなく同級生に取って価値観の広がるEye Openingな体験を提供できたと思っておりますが、卒業まで時間があるので、価値観の広がる、そんな切り口でイベントを開催するのもありだと考えております。

写真は黄昏の国連本部前です。