2015年5月25日月曜日

【告知】ゲストハウスioriのご紹介

度々の告知で恐縮ですが、他校MBAの友人が関わっているゲストハウスのビジネスを紹介させていただきます。海外にバックパッカー旅行する際によくあるゲストハウスが日本にはあまりない気がしますので、ぜひ頑張ってほしいです。

https://www.facebook.com/guesthouse.iori/posts/733855430058522?photo_attachments_list[0]=733855126725219&photo_attachments_list[1]=733855150058550&photo_attachments_list[2]=733855280058537

http://iiyoiiyoiiyo.blogspot.co.uk/


写真ですが、今月月初にOperation Managementの授業で訪れた、Long Island東端のFire Islandです。

2015年5月23日土曜日

【告知】同級生のJapan Trek記事

Summer Start(夏学期)からの友人がJapan Trekのブログ記事を書いてくれました。この場をお借りしまして紹介します!写真は例のごとく関係ないものですが、先日授業で行くことができたオペラの一幕です。

http://blogs.ft.com/mba-blog/2015/05/20/travel-can-make-you-a-better-leader/

2015年5月16日土曜日

春学期の振り返り(1st Spring)

あっという間にMBA生活の1/2が終わってしまいました。昨年7月からのニューヨーク生活がついに一区切りを迎えることも含め(来月よりインターンの関係で8週間日本におります)、色々と実感がございません。また、昨年の今頃、授業についていけるか不安だった自分に、卒業はなんとかなると普通に思えるほど余裕が出てきたのも不思議な感覚です。

本ブログも細々とですが、おかげ様で無事に最後まで更新することができました。ただ、今後は更新頻度が落ちるかもしれません(MBA生活に関係ない夏休みに書くことがあるかも謎です)。NYU SternでのMBA生活をお伝えするのが本ブログの趣旨ですが、これまでの記事である程度目標を達成できた気がするのが理由です。もちろんこれまでの記事になかったような話については書くつもりです。

話が長くなりましたが、今学期の振り返りです。

・まず秋学期の反省点はどうなった?

スピード不足、ニューヨークの立地を活かすという2点については大幅に改善できたと思います。今学期は全授業でグループワークがあったのですが、グループ内でのコミュニケーションのスピード感にも慣れてきましたし、グループ内での貢献の仕方が分かってきました。マメな性格を活かしてプロジェクトの管理(スケジュール含む)やスライド纏めなどを先導し、多くの授業で全体統括の役目を担うことができたと思います。ニューヨークの立地を活かすという点では、今学期コンサルティングプロジェクトに参加することで改善できた気がします。限られたなかですが、学校内のプラットフォームに限らず立地を活かす機会を今後も探りたいと思います。リスクを取ることについては引き続き要改善です。

・グループ内でのリーダーシップ

前にも書きましたが、スタディーグループやプロジェクトのグループに関し、より円滑に纏め上げることができたのではないかと感じております。事前に各メンバーのゴール、意識、スケジュールなど、大枠部分でメンバー間の合意、共通認識を取るだけでも改善できると思いますし、他にも手がありそうな気がします。次の秋学期は今学期ほどグループで学ぶ比率は高くなさそうですが、意識してみたいと思います。

・安定感

特にJapan Trekなど大型プロジェクトを経験した今学期、(基本中の基本ですが)精神を安定させることの重要さを改めて感じることが多かったです。特に僕の場合、元々テンパりやすい性格に加え、ペース配分をこれまであまり意識せずに日々過ごしていたので(野球で例えると9回を投げることを意識したペース配分をせず全力投球してしまう力投型の先発投手のような感じ)、精神面も含めて好不調の波が激しい気がします。リーダーシップを取るため、信頼を得るためにはパフォーマンスの安定は不可欠だと思うので、Leadership in Organizationでもらったいくらかのtipsを早速実践しております。

・英語の壁?

今学期は英語の壁にぶち当たっていると感じることが増えた気がします。というより、秋学期まではfillerなども気にせず思うがまま英語を話しておりましたが、今学期になって同級生から英語に関するフィードバック色々もらうようになり、それを取り入れようとして試行錯誤しているのかもしれません。同じことを繰り返して言う癖があること、早口で話すときにfillerが凄く出る癖があるそうです。最近、学校内のポジションの面接を通過できなかったのですが、引っかかった理由の一つが英語のデリバリーだと思っております。今は癖になっているfillerを抑えるべくスピードを大幅に落として話すことを意識しておりますが、一方で話し方がぎこちなくなっている(持ち前のハツラツさを失っている)気もしております。いい塩梅が見つかるまで試行錯誤を続けようと思います。


・優先順位づけ

MBA生活において必ずつきまとう命題です。今学期はJapan Trek、コンサルティングプロジェクト、複数のケースコンペなど、自分がやろうと思っていることにフォーカスできましたので、秋学期に比べて充実感があります。とはいえ、決してキャリアが強いわけではないことは自覚しておりますので、MBA2年目を最大限活用するために(2年目になって手綱を緩めることのないよう)あえてリストアップしておきます。

・その他

こちらは別に反省点ではないのですが、現状を受け入れることが昔よりできるようになった気がします。僕の場合、20代前半まで色々な面で努力を怠っていたツケに今も苦しむことがありますが、どんなことを過去には戻れないですし、未来を少しでもよくすべく努力を続けようとこちらに来てから開き直れたと思います。人生はマラソンですし、長い目で努力を重ねてこられた方々にも追いつけるかもしれませんし。

書いてみたところ基本的な項目が並んでしまいましたが、こうして色々と反省点を並べられたのもMBA生活のおかげだと思っております。当たり前の話ですが、大人になると周りから言ってくれることが少なくなるので自分で色々と気づく必要がある一方、自分では気がつきにくいことがあることも確かです。その点、MBA生活においては同級生や教授からフィードバックをいただける機会が多いですし、自分の事を考える(考えさせられる)機会に恵まれています。間違いなくMBAの良さの一つではないでしょうか。

写真は今学期使いそびれたものシリーズ、Times SquareColumbus Circleです。

 

学生寮生活

昨日最後のテストを終え、MBA1年目が終わってしまいました。あっという間に全速力で駆け抜けた感じでした。春学期の振り返りは別記事で書くとして、書き忘れた学生寮の話を少し書きます。

当校には、MBA生の単身向けの学生寮、Palladiumがございます。ちなみに僕は昨年7月より生活しておりますが、とうとう今晩退去します。部屋の写真がすっからかんなのもそのためです。

何といっても学生寮生活のよいところは、ニューヨークのタフな不動産探しに追われずに済むこと、家具付き物件なのであまりセットアップのために買い物をする必要がないこと、同級生(特にインター⁻ナショナル生)との友達付き合いがしやすいことでしょうか。加えてPalladiumのよさとして、同じビルの地下にジム、1階にスーパーのTrader’s Joeがあること、Union Square至近に住めることです。欠点は家賃の高さで、ビジネスホテル1室程度の広さで2,000ドル/月支払っております。部屋の広さも狭めでバスタブがないので、1年生のときにPalladiumに住むMBA生が夏休み以降、Palladiumから退去するのがよくあるパターンです。

賛否ある学生寮ですが、個人的は特段不満はありませんでした。あまり部屋の広さは気にしませんし、学生寮で普段クラスでは会わない同級生と交流することができましたので、住んで得るものはあったと思っております。面倒くさがりなので2年目も寮に残ることになりそうですが、学生寮に入居する際にはプラス面とマイナス面をよくご検討いただければと思います。

2015年5月12日火曜日

同級生が受講している春学期授業(1st Spring)

同級生のご協力あって成り立っている恒例企画です。当校の授業のバリュエーションを感じていただければと思います。

・Global Economy(選択必修科目・3単位)

マクロ経済を学ぶ授業で、印象としては仕事で直接使うというより、仕事をする上で常識として知っておく必要のある科目とのことでした。GDPの計算方法から、労働環境など各種要因により経済がどのように変化するか、などを扱います。基本レクチャーベースで授業が進められますが、グループワークの比重も高く、ケース分析を行ったり、グループごとにアサインされる特定の国についての経済予測を取り纏めてプレゼンテーションを行ったりします。

Programming in Python(選択科目・3単位)

一言で言うとプログラミングの授業です(MBAの枠だけでも幅広い分野の授業が履修できる例ですね)。プログラミングを行うための言語(パイソンなど)の習得に加え、ウェブサイトから情報を抽出するアプリケーションをグループごとに実際につくるそうです。同級生の所属したグループは最終課題で、クリップアートを比較するサイトを立ち上げておりました。アメリカにおけるプログラミングという学問はより常識に近い扱いで、金融業界でも使われることが多いとのことです。

Investment Banking(選択科目・3単位)

マーケット、投資銀行サイドの両方でキャリアを積まれた名物教授、マーフィーが行う業界のイントロダクション的な授業で、投資銀行に興味のある学生(主に2年生)が受講しているそうです。授業は講義形式(グループワークやディスカッションはなし)、学期中の2回のテストで評価が決まるそうです。教授の雑談(経験談)がおもしろい、教科書(リーディング)がおもしろい、最近の記事が中心でトレンド感を知ることができる(アメリカが業界の最先端をいっているとのこと)などの理由で人気の授業です。別の友人はテスト前にかなりの量の読み物をレビューしなければいけないことをボヤいておりました。

Global Wealth Management and Private Banking(選択科目・3単位)

その名の通り、プライベートバンキングを学ぶ専門的な授業です。ケースのディベートに加え、ケースにまつわるゲストスピーカーの講演を中心に授業が進みます。毎回宿題(ブリーフィング)が課題として出されるので負荷は軽くはなさそうですが、業界に興味のある人によってはおもしろい授業とのことです。例えばプライベートバンキングのマネージャーになった際、複数の候補者のうち誰を昇格させるべきか考えるケースなど、かなり具体的なテーマを扱うそうです。ちなみに当クラスは夜間授業のため、パートタイムの学生ともチームを組んだりディスカッションを行ったりしそうですが、ある同級生が毎回授業で話す運用結果や経験談がぶっとんでいて凄くおもしろいとのことでした。

Hedge Fund Strategy(選択科目・3単位)

文字通りヘッジファンドを学ぶ、専門家向けの夜間授業です。ヘッジファンドに関して包括的に学ぶ授業のため、業界に興味のある人にしかお勧めができないそうです。教授陣は実際に20年以上の運用経験のあるベテラン2名で編成されており、まさにニューヨークにいるからこそ受けられる授業とのことです。教科書、講義形式で授業が進められますが、教授が実際に取り扱ったことをケースとして扱ったり、プロジェクトでは実際に学んだことを活かして市場の分析を行ったりするなど、アウトプットの機会もきちんとあるようです。

CFDA Masters WorkshopStern Signature Project
The Fashion Industry: Marriage of Creativity and Business(選択科目・3単位)の履修が必須

当該プロジェクトはStern Signature Projectのコンサルティングプロジェクトの一つで、ニューヨークのファッション業界のクライアントに対してコンサルティングを行う企画です。そもそもStern Signature Projectとは、学校主催で学校ごとに開催されているコンサルティングプロジェクトの総称です。ちなみに、学校が主催しているもう一つのプロジェクト、Stern Consulting Corpとの違いとして、Stern Signature Projectの方がより業界にフォーカスしていることが挙げられますが、どちらも最終的にクライアントに対して提言(レコメンデーション)を行う点では共通しています。ちなみに同プロジェクトはファッションブランドのビジネスに興味のある同級生が基本受講しており、なんと9割が女性とのことです。

プロジェクトの流れとしまして、①最初の授業でグループのアサイン、またクライアントとのマッチングが行われ、②学期を通じてクライアントの分析、レコメンデーションの策定を進め、③最終プレゼンでレコメンデーションを行う、以上の3点です。毎回授業の最初の時間帯、あるテーマについて軽くレクチャーを行うそうですが、グループワークやクライアントとのミーティングがベースになります。当プロジェクトを受講した同級生は、ある女性向けファッションブランドの成長戦略についてコンサルティングを行ったようですが、プロジェクトを通じてオペレーション、リテール、ファイナンシャルモデルなど幅広い分野に関わることができただけでなく、業界に精通したメンターから様々なアドバイスをいただけた点など、色々と勉強になったそうです。
 
写真は今学期使いそびれたものシリーズ、China Townです。
 

2015年5月3日日曜日

在校生ブログ開始

この場をお借りして告知させてください。今更のタイミングですが、当校の日本人在校生HP内で在校生ブログを始めることになりました。在校生が交代で受験生の方々向けの記事をアップする予定ですので、よろしければご覧ください。

・在校生ブログ
https://sites.google.com/site/nyusternjpnstudent/about-stern/blog