2015年5月12日火曜日

同級生が受講している春学期授業(1st Spring)

同級生のご協力あって成り立っている恒例企画です。当校の授業のバリュエーションを感じていただければと思います。

・Global Economy(選択必修科目・3単位)

マクロ経済を学ぶ授業で、印象としては仕事で直接使うというより、仕事をする上で常識として知っておく必要のある科目とのことでした。GDPの計算方法から、労働環境など各種要因により経済がどのように変化するか、などを扱います。基本レクチャーベースで授業が進められますが、グループワークの比重も高く、ケース分析を行ったり、グループごとにアサインされる特定の国についての経済予測を取り纏めてプレゼンテーションを行ったりします。

Programming in Python(選択科目・3単位)

一言で言うとプログラミングの授業です(MBAの枠だけでも幅広い分野の授業が履修できる例ですね)。プログラミングを行うための言語(パイソンなど)の習得に加え、ウェブサイトから情報を抽出するアプリケーションをグループごとに実際につくるそうです。同級生の所属したグループは最終課題で、クリップアートを比較するサイトを立ち上げておりました。アメリカにおけるプログラミングという学問はより常識に近い扱いで、金融業界でも使われることが多いとのことです。

Investment Banking(選択科目・3単位)

マーケット、投資銀行サイドの両方でキャリアを積まれた名物教授、マーフィーが行う業界のイントロダクション的な授業で、投資銀行に興味のある学生(主に2年生)が受講しているそうです。授業は講義形式(グループワークやディスカッションはなし)、学期中の2回のテストで評価が決まるそうです。教授の雑談(経験談)がおもしろい、教科書(リーディング)がおもしろい、最近の記事が中心でトレンド感を知ることができる(アメリカが業界の最先端をいっているとのこと)などの理由で人気の授業です。別の友人はテスト前にかなりの量の読み物をレビューしなければいけないことをボヤいておりました。

Global Wealth Management and Private Banking(選択科目・3単位)

その名の通り、プライベートバンキングを学ぶ専門的な授業です。ケースのディベートに加え、ケースにまつわるゲストスピーカーの講演を中心に授業が進みます。毎回宿題(ブリーフィング)が課題として出されるので負荷は軽くはなさそうですが、業界に興味のある人によってはおもしろい授業とのことです。例えばプライベートバンキングのマネージャーになった際、複数の候補者のうち誰を昇格させるべきか考えるケースなど、かなり具体的なテーマを扱うそうです。ちなみに当クラスは夜間授業のため、パートタイムの学生ともチームを組んだりディスカッションを行ったりしそうですが、ある同級生が毎回授業で話す運用結果や経験談がぶっとんでいて凄くおもしろいとのことでした。

Hedge Fund Strategy(選択科目・3単位)

文字通りヘッジファンドを学ぶ、専門家向けの夜間授業です。ヘッジファンドに関して包括的に学ぶ授業のため、業界に興味のある人にしかお勧めができないそうです。教授陣は実際に20年以上の運用経験のあるベテラン2名で編成されており、まさにニューヨークにいるからこそ受けられる授業とのことです。教科書、講義形式で授業が進められますが、教授が実際に取り扱ったことをケースとして扱ったり、プロジェクトでは実際に学んだことを活かして市場の分析を行ったりするなど、アウトプットの機会もきちんとあるようです。

CFDA Masters WorkshopStern Signature Project
The Fashion Industry: Marriage of Creativity and Business(選択科目・3単位)の履修が必須

当該プロジェクトはStern Signature Projectのコンサルティングプロジェクトの一つで、ニューヨークのファッション業界のクライアントに対してコンサルティングを行う企画です。そもそもStern Signature Projectとは、学校主催で学校ごとに開催されているコンサルティングプロジェクトの総称です。ちなみに、学校が主催しているもう一つのプロジェクト、Stern Consulting Corpとの違いとして、Stern Signature Projectの方がより業界にフォーカスしていることが挙げられますが、どちらも最終的にクライアントに対して提言(レコメンデーション)を行う点では共通しています。ちなみに同プロジェクトはファッションブランドのビジネスに興味のある同級生が基本受講しており、なんと9割が女性とのことです。

プロジェクトの流れとしまして、①最初の授業でグループのアサイン、またクライアントとのマッチングが行われ、②学期を通じてクライアントの分析、レコメンデーションの策定を進め、③最終プレゼンでレコメンデーションを行う、以上の3点です。毎回授業の最初の時間帯、あるテーマについて軽くレクチャーを行うそうですが、グループワークやクライアントとのミーティングがベースになります。当プロジェクトを受講した同級生は、ある女性向けファッションブランドの成長戦略についてコンサルティングを行ったようですが、プロジェクトを通じてオペレーション、リテール、ファイナンシャルモデルなど幅広い分野に関わることができただけでなく、業界に精通したメンターから様々なアドバイスをいただけた点など、色々と勉強になったそうです。
 
写真は今学期使いそびれたものシリーズ、China Townです。