現在、Japan Trekの終盤に差し掛かっております。今晩Farewell Partyを楽しんだ後、明日ニューヨークに戻る予定です。
以前の記事で説明しておりませんでしたが、当校に限らず、ビジネススクールでは学期中にケースコンペティションというイベントが開催されます。あるお題(ケース)に対して制限時間内に提案を行い、内容を競うイベントでして、入賞者には賞金、場合によってはインターンシップの権利などが授与されます。
今年に入り複数のケースコンペに出撃してみました。1月に出撃したファイナンス系のコンペ2本はあえなく予選落ちしましたが、信じられないことに2月に出撃したマーケティングのケースコンペで3位入賞することができました。学校内での3位なのか、全米3位なのか、はっきりと記載がなかったのですが、勝手に後者の方ではないかと信じております。
入賞したケースコンペはある百貨店が主催したもので、Wedding Registoryの事業のシェアを今後高めるためのアイデアを競うもので、2週間の期限内にスライド20枚以内でアイデアをまとめて提出するものでした。チームはあえて日本人の同級生だけで組んでみました。理由としましては、Japan Trek準備と並行して準備する必要があったのでJapan Trekの打ち合わせでよく集まる日本人同士で組んでみた、言葉の壁が一切ない日本人同士で組んだ場合どうなるか試したかった、以上の2点でした。チームメンバー全員が日本人ということでWedding Registoryの背景知識がないというハンデがあった一方、逆に固定観念なしに提案内容を考えることができた気もしております。
正直、入賞できた理由についてはよくわかりません(笑)。アイデアはオリジナリティーを織り込むことができましたが、とにかくJapan Trekの準備が最優先でしたので、1回だけ集まって話し合いをして各メンバーが担当スライドをまとめて提出する、これが精一杯でした。
一方、日本人同士で組んでみて思ったこともあります。同じ言語、背景知識のあるメンバーだったのでアイデア出しから方向性の打ち出しまでがスムーズだったこと、全員が期限を守るのでスケジュール管理が凄く楽だったこと、一度方向性を決めると一丸となって物事を進めること、ざっとこんなところでしょうか。Japan Trekの準備プロジェクトもそうですが、日本人がチームに出せるバリューについて考える貴重な機会になったと思います。今後ケースコンペに出撃する場合は違うメンバーと組むかもしれませんが、今回チーム全体、個人として出せたバリューを意識したいと思います。
最後に、チームメートの同級生からも色々と学ばせてもらったことも追記します。特にある同級生が見せてくれた、打ち合わせの際のホワイトボードを効果的に使い方を今後取り入れようと思います。
写真はMurray's Hillにあるインド料理屋の集まる一角です。辛いものが恋しいとき、たまに遊びに行きます。
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