期末試験まで残り2週間のタイミングですが、時間のあるうちに春学期の授業についてまとめることにしました。
・Corporate Finance(選択科目・3単位)
当校随一の看板教授でCorporate Financeの第一人者、Damodaran教授の授業は期待通りでした。授業はよく準備されており完成度が高く、かつ難解な理論をわかりやすく説明するのが本当に上手い教授なので、Financeのバックグラウンドが全くない僕でも楽しみながら学べております。ただ授業の進行スピード自体は速く、恐ろしく情報量が多いので油断は禁物です。講義ベースですが、学期中に中間テストが3回、加えてグループワークの課題が2回あるので、学んだ理論を使って企業の分析を行う機会もございます。内容については、主にCost of Capital、資金調達(EquityとDebtの最適比率)、Dividentの支払いの3項目を中心に学びました。最後のグループワークの負荷が高いので萎えていますが、最後まで粘ろうと思います。
・Leadership in Organization(選択必修科目・3単位)
・Corporate Finance(選択科目・3単位)
当校随一の看板教授でCorporate Financeの第一人者、Damodaran教授の授業は期待通りでした。授業はよく準備されており完成度が高く、かつ難解な理論をわかりやすく説明するのが本当に上手い教授なので、Financeのバックグラウンドが全くない僕でも楽しみながら学べております。ただ授業の進行スピード自体は速く、恐ろしく情報量が多いので油断は禁物です。講義ベースですが、学期中に中間テストが3回、加えてグループワークの課題が2回あるので、学んだ理論を使って企業の分析を行う機会もございます。内容については、主にCost of Capital、資金調達(EquityとDebtの最適比率)、Dividentの支払いの3項目を中心に学びました。最後のグループワークの負荷が高いので萎えていますが、最後まで粘ろうと思います。
・Leadership in Organization(選択必修科目・3単位)
会社、もしくは組織を分析するためのフレームワークを学ぶことに加え、組織内で個人がどのようにリーダーシップを取るかについてなど、組織論を広く学ぶ授業です。ケースのディスカッションがメインですが、一方で理論一辺倒にならないよう、授業中にロールプレイングゲームを行うなど様々な工夫が盛り込まれておりました。学生のインターンシップにも活かされる内容にしたいという教授の意向もあり、思いのほか実戦的で、いい意味で期待を裏切られた授業です。なかでもおもしろかったのがグループワークの課題で、自分たちで選んだ企業(もしくは団体)を取材し、組織としての課題の分析から改善に向けたレコメンデーションまでをまとめました。僕らのグループは、あるグループメンバーが前職で働いていたゲノム系の研究機関を調べることになったのですが、組織の規模が2年で30人から200人弱に急拡大して様々な箇所でひずみが出ていた話を伺えたのが非常に興味深かったです。ちなみにこの授業ではインターナショナルの学生があまりいませんでしたが、ユニバーサルで通用する話も多かったのでもったいない気もしました。
・Global
Strategy(選択科目・3単位)
新興国市場(特に旧ソ連圏)に進出する際に直面する様々な課題に対してどのように対処すべきか、ケースのディスカッションベースで理解を深める授業です。担当教授がアルメニア出身(旧ソ連圏が専門)なこともあり、政治や規制に関連するテーマが多かったたのはこのクラスならではでした。前にも書きましたが少人数のクラスということでインタラクティブな雰囲気でした。ちなみにグループワークの課題でプレゼンを計4回やることになりましたので、負荷は決して低くはなかったです。
・Strategy
with a Social Purpose(選択科目・3単位)
授業の内容については以前の記事の通りなのですが、こちらの授業ではグループワークで苦労しました。グループメンバーの時間に対する感覚、ペースがバラバラでグループをリードすることに苦戦をしたのが正直なところです。今学期、全授業でそれぞれ違うグループを組んだのですが、グループワークがうまくいった授業について振り返りますと、最初のうちからゴール、アプローチの仕方、スケジュールなど、大枠部分でメンバー間の合意、共通認識が取れていましたが、この授業のグループではできていなかった気がします。プロジェクトに対するやる気や考え方の違う同級生に対してどのようにリーダーシップを取るべきたったのかなど、学びと反省点の多い授業でした。
・Operation
Management “OPS in NYC”(選択必修科目・3単位)
あまりネガティブなことは書きたくないのですが、当初の期待を外れてしまった授業です。ニューヨーク各地にあるオペレーションの現場を訪ねることでOperationを学ぶことをコンセプトに1年前から始まった授業でして、基本的なオペレーションの各概念をビデオやテキスト(一部ケース)を個人で学んだ上で現場訪問をするのが流れです。JetBlue、Fresh Directなどオペレーションを強みにしている企業を訪問できたことはよかったのですが、一方で現場訪問した後に何を学んだかをディスカッション、復習する機会があまりありませんでした。グループのメンバーとは、「色々クールな企業を訪問できたことはよかったけど、結局俺らは何を学んでいるんだろう?」という話によくなりました。もしかするとこの授業で期待すべきポイントを間違えていたのかもしれません。とはいえ企業訪問で学べることは多く、決してコンセプトそのものが悪いわけではないので、例えば現場訪問の機会を半分に削った分をディスカッションに回すだけでかなりよくなる気がします。来年の改善に期待です。
今日は去年のニューヨークの夏のようないい天気だったので、気分転換にテラスで軽く飲んでおりました。