2014年10月31日金曜日

日本のプレゼンス

先日はアクシデントに見舞われましたが、幸い指は腫れずに済んでおり、問題なく日常生活を過ごせております。ただし大事を取ってハロウィーンパーティーを欠席することになったので若干へこんではおります。ちょうど1年前、ハロウィーンの日にコーネル大学にキャンパスビジットした楽しい思い出があったので尚更です。せめて来年はヨッシーのかぶりものでもして、今年の分もコミで2倍楽しめばと思います。

ちょうど今週、僕も幹事団として関わっているJapan Trek(日本への研修旅行・単位なし)など、春休みに開催するCulture Trekへの応募のタイミングでした。日本について色々と考える機会が多かったのでこのテーマを書きます。


あくまでこちらに来て4ヶ月過ごした上での印象ですが、日本のプレゼンス、文化面については高い一方、ビジネス面については低いようにも思われます。

まずこちらに来て感じたことですが、少なくともNYU では日本のカルチャーへの関心度は高いです。(日本食=寿司というイメージが強いことはともかく)想像以上に日本食の人気は高いですし、日本の文化、考え方に興味を持っている夏学期の友達は多いです。一方で、その割にこれまで日本を訪ねたことのある同級生が少ないのも意外でした。気になって色々聞いたところ、14時間(東京への直行便の飛行時間)のフライトが長すぎるので日本に行ったことがないという意見が最も多かったです(一部英語が通じにくいという意見もありました)。あくまでn数が少ないのであれですが、同級生の日本に対するイメージは、「カルチャーがクールで興味はあるけれど、遠すぎるので行ったことのない、神秘の国、日本。」という感じでしょうか。

毎年NYUJapan Trekがいちばん人気なのも、もちろん歴代の先輩方がTrekを成功させてきた功績も大きいですが、この機会を逃すと一生行くことのないかもしれない日本にぜひ行きたい、と考えている同級生が多いこともあるかもしれません(実際にそのような話をけっこう聞きます)。そんな彼らが実際に興味のある日本に行き、どのように感じ、結果どのように日本の印象が変わるのか(あるいは変わらないのか)、Japan Trekに幹事団として関わりながら追いたいと思います。

一方、ビジネス面での日本のプレゼンスについては、予想通り高くないのが現状です。同じアジアでも最近の話題ですと韓国、新興国の中国、インドに関する紹介が多く、日本に関する話題はトヨタ方式など古典的なものがどうしても中心になります。メーカー出身者としては、ユニクロが東レと化学繊維の開発、供給でコラボしてヒートテックなどをヒットさせた話とか面白いと思うのですが、最新の日本のビジネス話についてはあまり話題には出ません。

あくまで個人的な印象ですが、父の世代であったような「日本の成功体験をビジネススクールに持ち込む」というような期待を現在の米国MBAは持っておらず、あくまで国際的なバラエティーを富ませるためのワンピースとして他主要国と同列に日本は扱われている印象です。ここ10年間、米国MBAの日本人学生数が減少傾向であることにも関係する話かもしれません。

ちなみに当初夏学期が始まった際、日本人としてどのようにプレゼンスを発揮するかということを自分のなかで意識しておりましたが、いつの間にメーカー出身者としてクラスにどう貢献するかという方向に意識にシフトしつつあるのも、たぶん自分が上記の印象を持ったためだと思います。

このような現状に悶々としていることもありますが、せめてJapan Trekではしっかりと日本の売り子として頑張りたいと思います。Japan Trekの詳細については、お話できるタイミングで後日改めて紹介します。

写真はハイラインという長さ1kmに渡って伸びている公園です。ハドソン川沿いにあった鉄道で使われた高架を、ブルームバーグ市長時代に公園として再開発されてできました。公園が出来てから犯罪も減ったということで、MBAのオリエンテーションでも都市再開発の成功例として紹介されました。

 

2014年10月29日水曜日

初病院

やってしまいました。大学以来の鍋パーティーにテンションが上がってしまい、野菜の仕込み中に指をザク切りし、近くの病院に駆け込むはめになりました。まさか米国で人生初の縫合を経験するとは思いませんでした。夜間の時間帯でしたが、幸い駆け込んだ先が救急病院だったので、滞りなく縫合が済んだのは幸いでした。

(その場で保険証のコピーを所持していなかったせいかはわかりませんが)治療費の会計方式が少し日本と違っていたのは面白かったです。僕が行った病院の場合、治療日の2週間後に目途に請求書が自宅宛に届き、もし保険がある場合は両面コピーを病院(会計担当先)に返送、(保険のカバー範囲と差額のある場合のみ)再度自宅宛に請求書が届く、以上の手続きになるそうです。


大学の保険(最高ランク)に加入しており、またグループ系のところに駆け込んだため、治療費はカハーされると思われますが保険なしだと最低でも800ドルは掛かると言われて少し驚きました。ちなみに夏学期中に虫歯治療をした際、ある虫歯が進行していたため神経を抜く手術をやるかやらないかという話になったのですが、手術する場合、保険適用外のため2,5003,300ドル掛かると言われました(結局手術せずに済み本当に助かりました)。

米国ではお金を払って安全を買うのだという話を聞いたことがありますが、身を持って実感した気がします。ちなみに治療後の24時間は患部を濡らさない事、という注意をナースから説明された後、その説明を聞いたことをサインさせられます。注意と違うことをした場合、一切責任を負いませんという意思表示も含め、いかにも契約社会アメリカらしいと思いました。 特にMBA同期の皆さん、本当に気をつけましょう。

せめて写真だけでも明るいのにします。West Villageの一角です。

2014年10月26日日曜日

これだからランニングはやめられない

MBA受験生時代、運動不足からくるひどい肩こり、首こりにかなり悩まされ、集中力がもたなくなることがよくありました。その反省もあり、またMBA生活は体力勝負なのでは?という勝手な思い込みもあり、MBAに合格して以来、運動を習慣づけるようにしております。具体的に、最低週2回の筋トレのほか、週15km以上のランニング(忙しいときは水泳1,500m)を今でも続けております。飲み会に出られる回数が少し減ることを覚悟で、コンディションを整えることに優先順位を置いております。そのおかげなのか、体調を大きく崩すことなくここまで過ごせております。

特にランニングはやめられません。走った後に体が軽くなるのはもちろん、何より走ることに向き合うことでMBA生活から一時的に離れられるので助かっております。心が元気になりますし、嫌なことも忘れられます。同級生から「お前は何でそんなに元気なんだ?」と言われることがありますが、意外とランニングの効果なのかもしれません。

幸いニューヨークはセントラルパーク、ハドソン川沿い、イースト川沿いなど、ランニングできる場所が多いので助かっております。個人的にお勧めなのは、Brooklyn BridgeWilliamsburg Bridgeを走って往復することです。高低差があるので走るのは楽ではないですが、マンハッタンの景色を一望しながらランニングするのは格別です。体力がついたらWilliamsburg Bridgeを何往復できるかチャレンジしたいと思います。

というわけで写真はハドソン川、イースト川、Williamsburg Bridgeのランニング風景です。 3週間前にハーフを走って以降ひざを休ませておりましたが、ようやく今週からランニング解禁です。



 

2014年10月22日水曜日

Bidding System

ようやく秋学期の半分が終わったところですが、早くも次の学期の授業を考える時期に差し掛かりました。まさにちょうど今、授業登録(主にBidding)に関する説明会の話を聞きながら草稿をしたためております。

NYUBidding SystemLottery と呼ばれていますが、ここではBiddingという言い方を使います)は割とシンプルなようです。各個人が持つポイントを科目毎に割り振るシステムではなく、(人気度合いや席数を加味して)履修したい科目に優先順位をつけ、履修したい科目が取れなかった場合のチョイス(Alternative)申請するだけのようです。一部人気クラスのリストはございますが、MBA2年生に話を伺った限りでは、取りたい科目を取れなかったケースは決して多くないようです(Part-time MBAの規模が大きく授業の枠がかなりあるから?)。

すごく気の早い人間なので、どの科目を2年間で取るか既におおよそ入学前に決めてしまったクチですが(笑)、春学期はおおよそ計画通りに履修しそうです。僕の場合、必修、選択必修科目を春学期以降取らなくても済みそうですが、春学期は名物科目のCorporation FinanceElective)、コンサルティングプロジェクト(単位付き)のほかOperationなど興味のある選択必修科目についても取得しようと思っております。

唯一迷っているのは、研修旅行タイプの授業(DBi)を春学期に取るかどうか(どのプログラムに参加するか)です。参加できるとしたら春学期終了後のタイミングなのが悩み、来週末のBiddingの期限ギリギリまで考えます。

2014年10月21日火曜日

Midterm Exam

先週、今週とMidterm Testを複数受けていた関係で、少し更新が遅くなってしまいました。

実はNYUには正式なMidterm Exam期間が存在しません(一方でFinal Exam期間は存在します)。必修、選択必修科目の場合、10月半ばにMidterm Examがあるケースが多いようですが、基本的にMidterm ExamFinal Examのタイミングは各教授の裁量に任されているようです。そのため、僕の場合、Accountingのみ10月半ばにテストがございませんでした。ちなみに正式なMidterm Exam期間が存在しないので、試験打ち上げ飲みがなかったのが少し寂しかったです(StrategyのみExam後に教授主催のHappy Hourがありました)。

授業、各種イベントの負荷が決して小さくないなかテスト対策をするのは楽ではないですが、一方で教授から指定されたテスト対策を一通りやれば、ある程度の点数が取れる(内容を網羅できる)ようになっている印象です。同級生とも話したのですが、学生をある程度のレベルまで仕上げるという意味でも、負荷の大きいなか指定された日時までに仕上げる訓練をさせるという意味でも、システムとしてよく出来ていると感じます。

ここからはあくまで僕の印象です。(きちんと試験対策はしているのですが)そこまで成績自体にこだわらない同級生が多いと感じます。Financeへ就職活動する同級生のみFinance系の必修科目でいい成績が必要なのはともかくとしてです。それこそ、ビジネススクール(B-school)はBを取るための学校だという冗談すらあります(笑)。

別に勉強をおそろかにしてはいないのですが、一方で勉強以外にも大切なことが色々あることを皆が認識しているので勉強一辺倒にならない、そんな認識でいい気がします。

写真は先々週末にふらっと行ったマディソンスクエアパークです。この日は10月にしては珍しく気温が上がり、外で気持ちよくランチを食べることができました。



2014年10月12日日曜日

秋学期授業(1st Fall)

秋学期の履修科目を忘れないうちに書こうと思います。カリキュラムの概略については日本人在校HPにまとまっておりますので割愛しますが、秋学期に履修している4科目(計12単位)は次の通りです。  

Strategy(選択必修科目・3単位) 月曜日 9:00-11:50
Foundation of Finance(選択必修科目・3単位) 月・水曜日 13:30-14:50
Marketing(選択必修科目・3単位) 火・木曜日 10:30-11:50
Financial Accounting & Reporting(必修科目・3単位) 水曜日  9:00-11:50

 
(参考:NYU Stern School of Business MBA 日本人在校生サイト カリキュラム) https://sites.google.com/site/nyusternjpnstudent/about-stern/carriculum


通常秋学期は5科目を履修するのですが、僕は夏学期で6単位を取得したので4科目で済んでおります。とはいえ、自分にとって馴染みのない基礎科目を中心に履修したので楽ではないです。負荷が高めなのは月曜日から水曜日でして、水曜日になるとひどくなる肩こりを木曜日以降ランニングやジムで解消するのが生活リズムです。

Marketing(選択必修科目・3単位)

文字通り各種フレームワークを駆使して、製品をどのように市場展開するか、販売するかを学びます。基礎的な3Cや4Pを含めて広く浅く学ぶため、僕みたいなマーケティングについて一切知らない人にとってはかなりプラスですが、既にかなりマーケティングを仕事で使っている方にとっては物足りないかもしれません。一部グループワークはあるものの、授業は講義中心です。テストは制限時間内にPCでレポートを作成する形式のため、ノートをPCで取り、それをテストで必要部分をコピペ出来るように事前にまとめるのがカギです。

Strategy(選択必修科目・3単位)

文字通り企業の大局的な戦略について学ぶ授業です。ビジネス単位、会社(組織)単位での企業戦略、また戦略をどのように適用させるかについて取り扱います。ケース中心、グループワークでの課題提出、中間、期末テストを中心に評価されます。生産管理、営業の経験を活かして発言できるので楽しみつつ受講できておりますが、各フレームワークを一から学んでいる状況のため油断できません。ちなみに自分にとって、秋学期にグループワークを経験できるほぼ唯一の授業です。

Financial Accounting & Reporting(必修科目・3単位)

Balance SheetIncome StatementCash Flowなどの仕組みを中心にアカウンティングの基礎を学びます。講義中心のクラスで課題、中間テスト、期末テストで評価されます。仕事で使ったことのない僕としては超重要科目ですが、テストではイージーミスを連発、中間テストでは大クラッシュしております。

Foundation of Finance(選択必修科目・3単位)

投資理論が中心の授業で、投資理論が中心で過去のキャリアとは無縁の内容、かつ数学センスがゼロのため苦しんでおります。株式、債券投資からポートフォリオ理論、スワップ、先物取引などを取り扱ってます。講義中心のクラスで課題提出、中間、期末テストで評価されます。ちなみにFoundation of Financeではコーポレートファイナンスは扱わないようです。コーポレートファイナンスについては、名物教授であるダモダラン教授の授業を春学期に取れます。投資理論とコーポレートファイナンスの授業を分けるのはNYUの特色かもしれない、というのが同級生の見解です。

そんなわけで今学期は我慢の時期かもしれません。ちなみに秋学期に12単位全て取得した場合、(履修免除した2授業もカウントすると)必修2単位、選択必修5単位の取得が完了します。この条件を満たすと翌学期よりDBiという海外研修型の授業に参加できます。春学期に取れるDBi、さらに得意科目だと勝手に思っているOperation系の授業を楽しみに、秋学期を乗り越えたいと思います。

(参考:NYU Stern DBiサイト)
http://www.stern.nyu.edu/programs-admissions/full-time-mba/academics/global-programs
http://www.stern.nyu.edu/AcademicAffairs/International/DBI/ 


写真はAstor Place周辺、あいにくの天気ですがイベントが開催されておりました。最近は最低気温が1桁になることが多く、薄物のジャケットが必須になってきました。
  

2014年10月11日土曜日

Instagram

友達に薦められて夏学期から使い始めました。Facebookでお友達の方々は、最近Instagram経由の投稿が増えているのに気がついているはずです。ご存じ、Instagramは写真投稿がメインのSNSです。僕の同級生の場合、次のように使い分けている人が多いです。

Instagram:仲のいい友達とのやり取り用。
Facebook:知り合いレベル含めたより広めのやり取り用。

米国でInstagramを使いこなすコツは、短く簡潔にコメントすること、ハッシュタグを使いこなすことの2点である印象です(写真は皆さん好きなものを投稿してます)。

Instagramに限った話ではないですが、こちらで写真を投稿する際、「I went to the Central Park! It was a lot of fun.」みたいな完全な文章でコメントすることは少ないです(マジメな内容であればともかく)。「Oktoberfest!!!」「Harbor cruise!」など一言コメントでも十分な感じです。

ハッシュタグ(例:#sternies)については、Twitter以外にもInstagramなど他のSNSでも使われております。本来、同じハッシュタグを使用した投稿を閲覧しやすくするために使われますが、一方でオリジナルのハッシュタグを使う同級生もおります(例:#sterntup#‪‎laughedalot)。これに関してはまだまだ勉強中ですが、「cool」なハッシュタグを使いこなそうと思います。

写真のストックを切らしたので、今年GWに旅行したモスクワの写真を載せます(笑)。ニューヨーク関係ないですね。

2014年10月10日金曜日

幻想

先週末、他校のMBA同期の友達と飲む機会がございました。そのなかでMBA入学前にプログラムに対して抱いていた幻想について盛り上がりました。例えば極端な話ですが、MBAに入学さえしてしまえば、友達もじゃんじゃんでき、グループワークなどでリーダーシップ経験も積めるものだと入学前は勝手に思っておりました。今回はMBA関連で個人的に入学前のイメージとずれていた点を紹介してみます。

まず、無条件で同級生と深く仲良くなるというわけにはどうもいかなそうです。秋学期が始まると授業、就職活動、イベントなどで負荷が急に上がりますので、特にクラスやクラブの活動が重ならない同級生とは疎遠になりがちになりますし、加えて少数の仲間と深い友達付き合いをする時間を取りにくくなったのが実感です。以前ブログで書いた通り、(就活・クラブもなく時間が取りやすかった)夏学期はあっという間にクラスに溶け込むことができましたが、秋学期は若干苦戦しております。

(参考:過去の記事)
http://neakanikki.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html

ちなみに当校のインターナショナルの学生比率は40%弱ですが、米国の高等教育(高校・大学など)を経験している、さらに言うと幼いうちから米国に移り住んでいるインターナショナル生がけっこう多いイメージです。語学の壁もあるなか、そのなかで日本人が溶け込むのは簡単ではなく、やはり相応の努力と運が必要な印象です。僕の場合、英語が足を引っ張ることのないよう夏学期前にできる限りの準備をしましたが、海外に対してオープンな同級生に恵まれたという運の要素に助けられ、すんなり溶け込めたと今は感じます。


次に、リーダーシップの経験については、僕の場合だと少なくとも秋学期までは機会が限られそうです。痛いのはグループワークのある秋学期の授業が1クラスのみに終わってしまったことです。NYUの場合は必修科目2単位、選択必修科目5単位について履修免除を行うことができます(浮いた単位を他の選択科目に回せます)。この履修免除が曲者で、選択科目(選択必修)を取る分、クラスごとにアサインされたグループのワークに参加できる機会が減る可能性が出てきます(NYUのカリキュラムについては別途詳述します)。僕の場合、2科目を履修免除した上、一足先に夏学期に統計学の授業を取り終えてしまったため、スタディーグループメインの科目がStrategyのみという状況になりました(他の必修・選択必修の3科目がケースもしくは講義が中心です)。クラブのリーダーシップポジションも絞ることにしたこともあり、秋学期はリーダーシップ経験が少なめになりそうなわけです。これについては優先順位の問題なので、リーダーシップ経験を決して得られないわけではないのですが、MBAでの限られた密度の濃い時間を活用すべく取捨選択をした結果、このようなことも起こり得ると思っていただければ幸いです。

一方でイメージ以上だったこともあります。例えば米軍出身者の同級生の懐の深さを日々感じます。あくまで個人的な見解ですが、彼らの多くは数百人単位のチームの指揮を執る(もしくは命を預かる)経験を積んでいる、もしくはイラク、アフガニスタンなど海外に派遣された経験を持っているためか、総じて人間的に成熟しており、かつ海外に対してもオープンな感覚を持っている印象です。特に夏学期の間は、彼らに助けられたことが多々ありました。

写真はそれぞれUnion Squareのマーケット、ブロードウェイからのUnion SquareEnpire State Building、朝のWashington Square Parkです。最近、遠出をする時間がなかなか取れていないのが悩みです(せいぜい先週ハーフを走りにCentral Parkに出掛けたぐらいです)。


 
 

2014年10月7日火曜日

リーダーシップポジション

MBAはリーダーシップを含めたソフトスキルを鍛える場であるとも言われております。NYUでは生徒会や生徒会傘下の各委員会に加え、各Student Clubの役員(Board Member)、以前ブログでご紹介した学級委員(Bloc Leaders)など、様々な機会を学校側が用意してくれております。

先週末までに各クラブのボードメンバーの募集が締め切られましたが、今年はJapan Business Associationの役員のみに絞ることにしました。他にはMBAのアプリカントの方々がビジットに来られた際のアンバサダー役(クラスビジット&コーヒーチャットのホスト役)、Stern Torch Committeeに応募しておりますので、リーダーシップポジションについては以上の2役で収まりそうです。

正直他のクラブの役員の兼任について最後まで迷いましたが、自分の現在の授業課題の処理スピードが決して速くないこと、Japan Trekへの準備がおろそかになる可能性を考え、秋学期は焦点を絞ることにしました。その分、余裕が出てきそうな春学期以降、コンサルティングプロジェクト、ビジネスコンペティション、海外研修旅行(DBi)などに積極的に参加することでリーダーシップの経験を積むつもりです。

そんなわけで秋学期は面白いネタが書けないかもしれませんが、暖かく更新を見守っていただければと思います。

写真は先週末に初めて走ったハーフマラソン(@セントラルパーク)でのひとコマです。決して大きなレースではないのにも関わらず、少なくとも数千人が参加、楽しい時間を過ごせました。

 

2014年10月2日木曜日

MBA life in New York City

昨日でニューヨークに到着してから3ヶ月がたちました。今週より就活イベント(Company Presentation)が開始、授業にスーツ姿の同級生が増え、すっかり就活モードになりました。その他にも授業、クラブ行事などなど、あっという間に1週間が経過します。光陰矢のごとし、とはこのことを指すのでしょうか。
 
さて、最近MBA2年生との雑談のなかで、たしかにと思ったことがあります。良くも悪くも、ニューヨークは街そのものが魅力的で息抜きの機会が多いことです。
 
言わずもがなですが、ニューヨークはエンターテイメントが充実しております。ブロードウェイはもちろん、NYU至近にも「Blue Man」、「Stomp」(オフ・ブロードウェイ)などがあり、授業後にちょっくら行くことができます。僕はお笑い好きなので、8月に「The Daily Show」(Fake News Comedy)の撮影イベントに同級生と行ってきましたが、1時間半ひたすら腹を抱えて笑い、忘れられない経験になりました。また冬に再訪したいと思います。
 
ニューヨークは食も本当に充実しております。東京でも世界、特にアジア各地の食が充実していますが(例:インド料理西葛西・ミャンマー料理高田馬場)、こちらでは東京には少ない南米料理、東欧料理、中東料理なども充実してます。ここ1週間はたまたま機会に恵まれ、ウクライナ料理、ペルー料理、ポーランド料理、ベトナム料理へ出掛けておりますし、まだチャレンジしていないエチオピア料理屋もキャンパス至近にあるます。アメリカナイズされていることが多いですが、アジア飯もぼちぼちなので、アメリカ飯に飽きたときの逃げ道はあります。これで物価が安ければ言うことなしなんですけどね。
 
そういえばラーメン屋含め、日本食レストランもこちらは充実してます。
 
ランニング好きにとってもニューヨークは魅力的な街です。セントラルパークだけでなく、ハドソン川、イースト川沿いも素敵なランニングスポットですし、ブルックリンブリッジ、ウィリヤムズバーグブリッジを走って渡るだけでも、素敵な景色を見てMBA生活を忘れられることができます。ちなみに今週末はハーフマラソン、走ってきます。
 
NYUの先輩方の場合、ニューヨークの日本人コミュニティーも開拓されているようです。僕はまだそこまでの余裕がございませんが、近隣の某MBA校の親友にくお相手してもらってますし、他校のMBA同級生がニューヨークに遊びに来る際に声をかけていただいくこともあります。おかげ様で厳しくも楽しい生活を送れております。
 
写真はこの1週間で食べたウクライナ料理、ペルー料理、ポーランド料理、ベトナム料理です。