まず、無条件で同級生と深く仲良くなるというわけにはどうもいかなそうです。秋学期が始まると授業、就職活動、イベントなどで負荷が急に上がりますので、特にクラスやクラブの活動が重ならない同級生とは疎遠になりがちになりますし、加えて少数の仲間と深い友達付き合いをする時間を取りにくくなったのが実感です。以前ブログで書いた通り、(就活・クラブもなく時間が取りやすかった)夏学期はあっという間にクラスに溶け込むことができましたが、秋学期は若干苦戦しております。
(参考:過去の記事)
http://neakanikki.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html
ちなみに当校のインターナショナルの学生比率は40%弱ですが、米国の高等教育(高校・大学など)を経験している、さらに言うと幼いうちから米国に移り住んでいるインターナショナル生がけっこう多いイメージです。語学の壁もあるなか、そのなかで日本人が溶け込むのは簡単ではなく、やはり相応の努力と運が必要な印象です。僕の場合、英語が足を引っ張ることのないよう夏学期前にできる限りの準備をしましたが、海外に対してオープンな同級生に恵まれたという運の要素に助けられ、すんなり溶け込めたと今は感じます。
次に、リーダーシップの経験については、僕の場合だと少なくとも秋学期までは機会が限られそうです。痛いのはグループワークのある秋学期の授業が1クラスのみに終わってしまったことです。NYUの場合は必修科目2単位、選択必修科目5単位について履修免除を行うことができます(浮いた単位を他の選択科目に回せます)。この履修免除が曲者で、選択科目(選択必修)を取る分、クラスごとにアサインされたグループのワークに参加できる機会が減る可能性が出てきます(NYUのカリキュラムについては別途詳述します)。僕の場合、2科目を履修免除した上、一足先に夏学期に統計学の授業を取り終えてしまったため、スタディーグループメインの科目がStrategyのみという状況になりました(他の必修・選択必修の3科目がケースもしくは講義が中心です)。クラブのリーダーシップポジションも絞ることにしたこともあり、秋学期はリーダーシップ経験が少なめになりそうなわけです。これについては優先順位の問題なので、リーダーシップ経験を決して得られないわけではないのですが、MBAでの限られた密度の濃い時間を活用すべく取捨選択をした結果、このようなことも起こり得ると思っていただければ幸いです。
一方でイメージ以上だったこともあります。例えば米軍出身者の同級生の懐の深さを日々感じます。あくまで個人的な見解ですが、彼らの多くは数百人単位のチームの指揮を執る(もしくは命を預かる)経験を積んでいる、もしくはイラク、アフガニスタンなど海外に派遣された経験を持っているためか、総じて人間的に成熟しており、かつ海外に対してもオープンな感覚を持っている印象です。特に夏学期の間は、彼らに助けられたことが多々ありました。
写真はそれぞれUnion Squareのマーケット、ブロードウェイからのUnion SquareとEnpire State Building、朝のWashington Square Parkです。最近、遠出をする時間がなかなか取れていないのが悩みです(せいぜい先週ハーフを走りにCentral Parkに出掛けたぐらいです)。
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