既に2週間も前の話ですが、European Business Society主催の1st Annual Conferenceに参加しました。
NYU Sternでは多くのビジネスクラブが年1回、Annual Conferenceを開催するのですが、これまで参加できていませんでした。ちょうど例のフランス人の親友がクラブのBoard Memberを務めたこともあり、Entrepreneurship Panel目当てで参加してみたところ、期待以上でした。パネラーの話を聞いていて勉強になりましたし、凄く元気が出ました。
パネラーとして参加した起業家3人は全員ヨーロッパ出身でMBAホルダー、現在は米国拠点でビジネスを展開しております。2週間も前の話なので、印象に残ったコメントだけ下記にメモしておきます。
・Early Stageのスタートアップはマーケットうんぬんより、そもそも最初にValueを作れないと話にならない。
・企業文化を作るのは難しい。特に会社の規模が大きくなり人事権を他のメンバーに渡した後はそうなりがち。
・Entrepreneurは最後にサラリーを受け取る人。いい社員を得るためにはCompensationを確保することが大切。
・EntrepreneurはEntrepreneur同士の人間関係が深くなる。お互い困難なチャレンジを支え合う戦友。
・Entrepreneurは自分のやりたくない決断を迫られることがある、特に人事関係において。いちばん嫌なのはDedicatedな社員に別れを言わなければならないとき。
・メンターは大切。特に特定のエリアに強いメンバーがいることが大事。
・No one can teach you how to become an entrepreneur. You have to try.
・Don’t be greedy. Don’t lose hope.
MBA留学中にしか関われない事にexposureすることが自分のWhy MBAの一つなので、今後は無理をしてでもこうしたイベントに出来る限り参加しないと、と反省した次第です。ちなみにあくまで個人的なNYUの印象ですが、学校としてはEntrepreneurship力を入れているものの、全般的に同級生の起業熱は決して強くないと感じております。
写真はThanksgivingの日にニューヨークで開催されたMacy's Thanksgiving Paradeです。あいにくのみぞれ模様で寒かったですが、ホットチョコレートで暖まりながら楽しみました。